Microsoft Teamsアプリケーションを同時に複数立ち上げる

Microsoft Teamsのネイティブクライアントは多重起動して利用することができません。

大半の人はTeamsアプリを多重起動する必要はないと思いますが検証で複数アカウント間での動作検証をする私みたいな人は困ったりするわけです。

結論から言って標準のTeamsアプリを多重起動することはできませんが、TechNetに公開されているアプリケーションを利用することで同時ログインが可能になるので紹介します。

※追記: 2018/12/05
ブラウザ版のMicrosoft Teamsがデスクトップ通知に対応しました。MultiTeamsはChromiumをベースにしているものの、現時点でデスクトップ通知は利用できません。
用途を考慮したうえでMultiTeamsを利用するのがいいかと思います。

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Microsoft Teamsで組織内の全ユーザーが所属するチームを作成する

Microsoft Teamsはとても便利ですが、作成したチームのメンバーシップはチームオーナーが手動でメンテナンスする必要があり、特にメンバーの入れ替わりが起きやすい期末・期初あたりにセコセコといじる羽目になります。

~10名程度のチームなら手動メンテナンスでもいいのですが部署ごとなどのチームを作るとあっという間に数十名まで膨れ上がるため既に存在しているセキュリティグループを指定してあとはセキュリティグループ側のメンテナンスだけで済むようにしたいものです。

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Microsoft Teamsで実施したビデオ会議をMicrosoft Streamに録画する

Microsoft Teamsではビデオ会議を実施してメンバーとコミュニケーションをとることが可能です。
まだプレビュー中の機能ではありますが、実施したビデオ会議については録画をしてMicrosoft Streamへと保存することが可能です。録画できるのはOffice365 E1/E3/E5のライセンスを持つアカウントです。

2020/4/9: 追記
COVID-19を受けての緊急事態宣言に伴い、1年半以上前に書いたこの記事の参照がとんでもなく増えています。
当時の知識で書いたページですので一部修正を加えました。

2020/12/29: 追記
2021/1/7から録画データの保存先がStreamからSharePoint/OneDrive for Businessに変更されます。
影響と延期策を記載したページを公開しました

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MicrosoftTeamsの通知管理について

Microsoft Teamsは強力なコミュニケーションツールとして2017年3月に正式リリースされ、Office365の契約を持ったテナントで利用可能になりました。
先日無償版のMicrosoft Teamsも公開され、Office365の契約がなくても利用可能となっています。

そんなMicrosoft Teamsですが、一般的なチャットツールとは異なる点がいくつかあり、特に通知面で問い合わせを受けることが多かったのでMicrosoft Teamsの基本的な機能・用語とともに説明します。
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