MicrosoftTeamsの通知管理について

Microsoft Teamsは強力なコミュニケーションツールとして2017年3月に正式リリースされ、Office365の契約を持ったテナントで利用可能になりました。
先日無償版のMicrosoft Teamsも公開され、Office365の契約がなくても利用可能となっています。

そんなMicrosoft Teamsですが、一般的なチャットツールとは異なる点がいくつかあり、特に通知面で問い合わせを受けることが多かったのでMicrosoft Teamsの基本的な機能・用語とともに説明します。

チーム

チームはMicrosoft Teamsの中で作成できるコミュニケーショングループです。
チームに参加するメンバーを指定し、その中で活発なコミュニケーションを図ることが容易になります。

チャネルは一つのチームの中でプロジェクトやカテゴリごとに部屋を分けられる機能です。
既定で用意される「一般」チャネルのほか、業務内容やカテゴリでチャネルを作ることにより各チャネル内での運用ルールをシンプルにすることができます。

スレッドはチームの中で一つの話題としてまとめられるチャットツリーです。
チーム上のタイムラインはスレッドごとの最終更新日時でソートされるため、同時に複数の話題の発言がある際にも混乱せず、後の検索性も高まります。
「返信」ボタンを押すことで既存のスレッドに会話をつなげることができます。

未読のメッセージがあるチーム・チャネルは太文字で表示されますが、チームやチャネルが増えてくると一覧が縦に長くなり見づらくなってきます。
自分にとって重要性の低いものをお気に入りから外すことでアプリ画面を整理し、必要な情報に注力することができます。

お気に入りから外してしまうと明示的にチャネルを確認しない限り新規等国に気づくことができないため、更新頻度は低いが重要なチャネルなどを見落としがちになってしまいます。

チャネルをフォローすることでお気に入りから外したチャネルへの発言について、「更新情報」の項目にバッヂが付き、新しい投稿があったことに気づくことができます。

自分がチーム宛に発言した際に、受け手側がフォローやお気に入りを外していた場合気づいてもらうのが遅くなってしまう可能性があります。

そういった場合には@をつけて相手を指定することでメンションを飛ばすことができ、相手に自分の発言に気づいてもらうことが可能です。

メンションは個人宛のほかチーム宛、チャネル宛も可能で重要な通知等はメンションをすることによって相手の反応を促すことが可能です。