ExchangeOnlineのアイテム保持ポリシーでメールを整理する

ExchangeOnlineではユーザーごと50GBのメールボックス容量が割り当てられ、メールボックス容量が枯渇するという事態はオンプレミスのExchangeServerと比較すると幾分か少なくなりました。
※ExchangeOnline Kioskプランはユーザーあたり2GB

ただ、50GBの容量でも容量が枯渇したり、もしくは検索のゴミを省きたいなどの目的で古いメールについては自動で整理したいという要望がある場合、Exchange Onlineのアイテム保持ポリシーの機能を利用することで古いメールを自動で整理することが可能です。

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Microsoft Streamでのライブ配信

Microsoft Streamでは動画をアップロードして共有できます。

企業での利用においては何らかの操作マニュアルだったり全体会議の録画の公開だったりが多いかと思います。

先日からライブストリーミング(ライブ配信)機能がプレビューとして公開されましたので、手元で検証をしてみました。

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Microsoft Teamsで実施したビデオ会議をMicrosoft Streamに録画する

Microsoft Teamsではビデオ会議を実施してメンバーとコミュニケーションをとることが可能です。
まだプレビュー中の機能ではありますが、実施したビデオ会議については録画をしてMicrosoft Streamへと保存することが可能です。録画できるのはOffice365 E1/E3/E5のライセンスを持つアカウントです。

2020/4/9: 追記
COVID-19を受けての緊急事態宣言に伴い、1年半以上前に書いたこの記事の参照がとんでもなく増えています。
当時の知識で書いたページですので一部修正を加えました。

2020/12/29: 追記
2021/1/7から録画データの保存先がStreamからSharePoint/OneDrive for Businessに変更されます。
影響と延期策を記載したページを公開しました

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MicrosoftTeamsの通知管理について

Microsoft Teamsは強力なコミュニケーションツールとして2017年3月に正式リリースされ、Office365の契約を持ったテナントで利用可能になりました。
先日無償版のMicrosoft Teamsも公開され、Office365の契約がなくても利用可能となっています。

そんなMicrosoft Teamsですが、一般的なチャットツールとは異なる点がいくつかあり、特に通知面で問い合わせを受けることが多かったのでMicrosoft Teamsの基本的な機能・用語とともに説明します。
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PowerShellでのExchangeOnline(Office365)への接続

初回挨拶ではBlog始めたことしか言っていないので実質的にこれが初めての投稿です。

Office365ではExchange, Skype for Business, SharePoint等様々なサービスがあるわけですが
圧倒的に管理する頻度が高い(と私が思っている)のはExchangeOnlineです。

Office365はマネージドなクラウドサービスですので様々な設定がWeb上の管理ページからできるのですが、一部PowerShellからしかできない項目や管理ページ上では不便な項目があります。
PowerShellからExchangeOnlineへ接続することで様々な設定が可能になります。

実はMicrosoftの公式文書読めで済んでしまう話ではあるのですが、ここに記載されている方法ではアカウントの多要素認証を設定できないという問題がありますので、多要素認証を利用しつつExchangeOnlineへPowerShellで接続する方法を紹介します。

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