2019/2/1から施行されるMicrosoft PowerApps/Flow for Office365の機能制限について

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マイクロソフトからPowerApps及びFlowについてアップデートする旨の告知が公式ブログであり、幾つかの新機能と既存ライセンスで利用不可能になる機能の発表がありました。

利用不能になる機能

  • カスタムコネクタの作成及び発行
  • SharePointとOneDrive以外のMicrosoftFlow上でのHTTPコネクタ
  • オンプレミスデータゲートウェイを介したデータの統合

これら3つの機能はMicrosoft PowerApps/Flowのfor Office365ライセンスでは提供されなくなり、PowerApps/FlowのPlan1またはPlan2を購入する必要があります。

特にHTTPコネクタについては汎用性が非常に高く、既存のFlowで多用されていた方も多いのではないでしょうか。

 

既存ライセンスでの利用可能期間

上記の機能制限は2019/2/1から始まりますが、現時点でOffice365を契約している組織については2020/1/31もしくはOffice365契約の失効日までのどちらか長い日までは利用することが可能です。
例: ESA契約でOffice365 E1を2020/3/31まで契約している場合は上記機能は2020/3/31まで利用可能

これらの機能が必要な場合、PowerApps/FlowのPlan1もしくはPlan2を必要な数だけ購入する必要があるため、組織の管理者は注意しておきましょう。

 

新機能

  • 再利用可能なカスタムCANVASコントロール
  • CANVASアプリでのレスポンシブデザイン
  • SharePointドキュメントライブラリ機能の利用強化
  • 米国政府機関向けGCCでのPowerApps利用可

なお、機能制限だけではなく新機能も発表されています。
政府機関向けの機能についてはあまり関係ある人は多くないとは思いますが、その他の機能についてはどれも歓迎したい機能ばかりです。

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